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どちらかというとXcode入門とは関係ないですがiOSアプリの制作を実務で受託するってなりますと、実際の作業に入る前に確認しておくことがあり、また納品物の漏れがないようにしないといけないです。
あと納品物に対する対価ってのをこれまた漏れなくいただかないとなので今回はそれについてメモ代わりの番外編となります。
まず作業に入るまえに仕様の確認ってのが必要になります。これで齟齬があったりすると最悪な場合は事故、そこまでにならなくても手戻りなんて無駄なことをしないといけなくなります。
あとXcodeでプロジェクトファイルを作る上で設定する必要がある項目ともなります。
対応するOSのバージョン
- iOS 4.3以上
- iOS 5.0以上
- iOS 6.0以上
もっと古いOSのバージョンから対応しないといけないっていうアプリもあるかもしれませんが特殊な事例になるんじゃないでしょうか?
かなりコストがかかると見た方がよいと思います。
対応するデバイス
- iPhoneのみ
- iPadのみ
- iPhoneとiPad
どこまで対応するかってのもありますがよくよく話を聞くとiPadは別のXibを用意しないといけないなんてことになったりします。
- iPhone 3G(320 x 480)
- iPhone 3GS(320 x 480)
- iPhone 4(640 x 960 : Retina)
- iPhone 4S(640 x 960 : Retina)
- iPhone 5(640 x 1136 : Retina)
- iPad 1st Generation(768 x 1024)
- iPad 2nd Generation(768 x 1024)
- iPad 3rd Generation(1526 x 2048 : Retina)
- iPad 4th Generation(1526 x 2048 : Retina)
- iPad mini(768 x 1024)
iPhoneのLaunch imageとよばれるアプリ起動時に表示される画像
- 320 x 480 pixel
- 640 x 960 pixel(Retina)
- 640 x 1136 pixel(Retina 4 inch)
iPadのLaunch imageとよばれるアプリ起動時に表示される画像
- 1024 x 748 pixel(Landscape)
- 2048 x 1496 pixel(Retina Landscape)
- 768 x 1004 pixel(Portrait)
- 1536 x 2008 pixel(Retina Portrait)
アプリで使用するiPhoneのアイコン画像
- 57 x 57 pixel
- 114 x 114 pixel(Retina)
アプリで使用するiPadのアイコン画像
- 72 x 72 pixel
- 144 x 144 pixel(Retina)
App Storeでの使われるアイコン画像
- 1024 x 1024 pixel
サイズの変更ってのはめったにないことだとは思いますが大きいのを用意しないといけなくなった時のためにベクターで用意してます。
iPhoneのスクリーンショット(最大5イメージまで)
- 640 x 960 pixel
- 640 x 1136 pixel(4 inch)
サイズは縦長でも横長でも登録できます。
あとガイドラインとアップロード画面のヘルプではサイズの指定がもう少し違うものでも用意できたと思います。
iPadのスクリーンショット(最大5イメージまで)
- 2048 x 1536 pixel
アプリをアップルの審査に出すとき必要な画像の用意を忘れていて焦ります。
これだけの準備をデザイナーがしないといけないので管理だけでも大変です。
iPhoneのみ、iPadのみの場合はいいですがiPhoneとiPadをひとつのアプリで対応するUniversal対応ってなるとかなりの数になります。
なのでチェックリストとか用意しておいたほうがよさそうですね。